こんにちは。
小山市で電気工事を承っております有限会社福田電気です。
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先日、帰宅後夕飯の支度をしている時間帯に何やら外から「ドン・・・・ドン・・」と音が聞こえました。
二階で子供たちが飛び跳ねているのかと思いましたが、定期的に音が鳴り続けるので「これは」とピンと来て勝手口のドアを開けて耳を澄ませると
予想通り、花火の音が遠くから聞こえていたのでした。
しかし現在、季節は春。
なぜ春に花火なのかというと、コロナ禍になってから始まった粋な取り組みなのですが、町内の小学校の卒業記念に保護者たちから子供たちへの贈り物として花火の思い出をプレゼントするという行事があるそうなのです。
運動会や発表会の規模は縮小し、授業参観や収穫祭、校内マラソン大会などの行事も相次いで中止、修学旅行なども以前と同じようには慣行できなくなってしまった子供たち。
学校のお友達との交流や思い出を作る機会も奪われて気の毒に思った保護者の方たちが、何か今できる形で卒業する子供たちに思い出に残る行事をしてあげたい、と提案したそうです。
私の友人のお母さんがSNSにその様子をアップしていたのを偶然見かけたのですが、画面越しに目頭が熱くなってしまいました。
自分が小学校の頃の思い出は、常にたくさんの友達に囲まれてはしゃぎながら登下校したり休み時間には皆で外で遊んだり、もちろんたくさん遠足や校内行事もありどれも鮮明に覚えています。
ところが今はというと、安全を守る為に給食の時間も各自の机で全員が一定方向を向きおしゃべりもせずに食べ、休日に友人宅で集まってゲームをすることもできず、学校行事もない・・・。
仕方のないことですし、安全で大切で適切な対応とはいえなんだかとっても寂しいですよね。
私も保護者の立場として一日も早く昔のような小学校生活を取り戻してあげたい一人です。
そんな中この「春の卒業花火」のような明るい話題を耳にすると嬉しい気持ちになります。
この素敵な風習がコロナ終息まで続くといいなと思います。